シティポップの定義
シティポップとよく聞きますが、シティポップとは一体どのような音楽でしょうか。シティポップは多様な捉え方があり、明確な音楽ジャンルを表す言葉ではありません。
日本独自のものとして定着した、エレキではなく生ギターを使って歌うフォーク系の歌謡、ニューミュージックの中でも特に都会的なしゃれた感覚をもつもの、1970年代から1980年代にかけて日本のポップスが洗練されたもの、1980年代に制作された都会的な雰囲気を持つ楽曲群の総称といった人によって考え方もそれぞれです[1][2][3]。
角松敏生は「どこかのレコード会社がマーケティング的に考えたもの」と考えています[4]。
特定の音楽ジャンルではなく、曖昧なものであり、「東京」「都会」などを表す表現や歌詞が含まれるポップスがシティポップと考えられています。

[1]宮入恭平,“J-POP文化論”,pp.27-28,2015
[2]都市出版,“特集 シティ・ポップが生まれた町東京”,東京人,36-6,pp.22,2021
[3]高橋幸治,“「シティ・ポップ」はなぜ発掘されてしまったのか?レトロトピアとしての未来”,FAB,2,pp.37-42,2021
[4]柴崎裕二,“シティポップとは何か”,5,2022