シティポップのはじまり
JPOPは歴史として演歌、歌謡曲、そしてフォークソングとニューミュージックの二手に分かれたという流れがあります。

しかし、日本のテレビやラジオで流れている音楽と言えば歌謡曲と演歌でした。
下の図は1979年紅白歌合戦出演者の一部抜粋になります[1]。見てわかるように当時は主に角川博や野口五郎の演歌、ジュディオングや西城秀樹歌謡曲がテレビやラジオで流れており、ニューミュージックはテレビやラジオで沢山ながれているものではありませんでした。
シティポップは誰もが知ってるジャンル、ではなく音楽好きの中ではよく知れたジャンルだったのです。

そんな知る人ぞ知るジャンルであったシティポップは大滝詠一ら率い4人組バンド「はっぴいえんど」や山下達郎ら率いるバンド「シュガー・ベイブ」が原点とされています。
洋楽からの影響
シティポップはニューミュージックの一部であり、とくにAORの影響を受けました。
AORとはどのような特徴があるのでしょうか?AORはAdult-Oriented Rock(大人向けのロック)という意味とAlbum-Oriented Rock(アルバムとしての完成度を重視)という意味、さらにAudio-Oriented Rock(音の良さ志向のロック)の3つの意味があります。日本ではAdult-Oriented Rockという意味で用いられますが、アメリカではAudio-Oriented Rockというジャンルとしての認識があります。
AORの全盛期は1980年代、激しいロックとは違う都会的でメロウな印象であり、ドライブ、煌く夜のビル街、真夏の海を想起させる大人向けのロックです[2][3]。
AORアーティストの一人であるボズキャッグスはテンションコードを使用しており、ハードロックよりおしゃれなものを作りました。
[1]NHKホームページ.『紅白ヒストリー 第30回 1979年/昭和54年』https://www.nhk.or.jp/kouhaku/history/history.html?count=30 (2023年12月7日閲覧)
[2]Bluarbo Entertainment,“AORって何?代表するアーティストと名曲12選【Column10】”,2023,https://bluarbo.com/music-column10 (2023 年 12 月 7 日閲覧)
[3]タワーレコード,“私の「はじめてのAOR オススメ10選」”,2020,https://tower.jp/article/campaign/2020/05/21/27(2023 年 12 月 7 日閲覧)